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セブン銀行(8410)

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セブン銀行(8410)

・PER:16.5倍

・ROE:13.9%

・1株益:21.2円

・配当利回り:2.21%

・提携金融機関からの手数料・ATM手数料が柱。

・マネーフォワード業務提携。店舗2万台超。

※四季報情報(2017年2集)

四季報の情報を見ると、PER = 16.5倍と少し割高に感じますが、自分が決めた購入株価まで待つことがとても重要です。企業サイトの「投資家へのページ」も見やすく分かりやすいため、安心です。セブンイレブン店舗のATMとして、間借りしているため、経済的かつ効果的です。ゼロ金利・低金利が進み、大手銀行が利息で儲からなくなる現状のため、駅前の一等地などに店舗を構え、運営している企業は損失拡大だが、間借りしているため、問題ありません。

 

身近なATMで手数料を稼ぐ

大手銀行は、店舗の減少、ATMの営業時間縮小、ATM手数料も無料から有料になる傾向です。ATM利用者のニーズはいつでも使える、手数料安い、この2点を重要視します。本日のニュースでは、au運営の「じぶん銀行」がスマホとATMを連携させたサービスを発表。スマホがあれば、カードなしでお金が引き出せるサービスです。※じぶん銀行は、三菱東京UFJ銀行の関連銀行。このサービスは、大手銀行だけでなく、カードを発行していない金融機関や、資金移動業者等も、TMが利用可能となり、セブンATMの利用シーンが各段に広がります。2017年春には、LINE Payとも新規提携予定のため、今後の決済に参入する様々な事業会社にも、サービス提供を順次拡大するとのことです。あらゆる資金移動業者がセブン銀行と提携せざるおえない時代が来るのでは…と、期待しております。

 

世界のセブンイレブン

 

日本 19,171

アメリカ 8,563

メキシコ 1,878

カナダ 514

韓国 8,556

中国 2,357

台湾 5,107

タイ 9,542

フィリピン 1,995

マレーシア 2,122

シンガポール 417

インドネシア 155

オーストラリア 646

ノルウェー 154

スウェーデン 183

デンマーク 187

アラブ首長国連邦 7

合計店舗数:61,554店

セブンイレブンなど、コンビニの流通システムは、世界でも有名であり、店舗も増量傾向です。しかし、ATM事業に参入済の国は、「アメリカ」「インドネシア」の2国のみ。

 

アメリカ

2018年に全店舗(約8,000店)にATM設置完了を予定しており、1万5,000台規模に拡大するそうです。国外から出稼ぎに来た人が母国へ送金や、銀行口座を持たずにプリペイドカードによる給与支払いを受けている人も多いため、こうしたケースなどに応える柔軟なサービスも支持されております。※日本のおもてなし対応として有名。

 

インドネシア事業

まだ立ち上げたばかりです。ATMの安定稼動の実績を積み上げ、現地金融機関からの運営受託を目指しています。インドネシアの店舗数は、155店です。急速な成長を遂げている国のため、リテール金融のインフラが、一気に発展する可能性があります。将来求められる新しいATMスタイルへの挑戦と、他の新興国でも展開していくことに期待です。

 

今後の予想

今後は、インターネットを中心とするキャッシュレス化への動きが進んでいく一方で、現金による決済手段は重要であり続けます。リアルとバーチャル、どちらもインフラとして必要性が求められ、お客様のニーズや社会の変化に対応する柔軟な銀行は重宝されていきます。

 

金融用語・意味

リテール金融とは、銀行、証券会社、保険会社などの金融機関業務の中で、個人や中小企業などの顧客を対象とした小口の金融業務のこと。(コトバンク参考)

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