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〔インド進出〕太陽 農業機器部品メーカー

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太陽 農業機器部品メーカー

創業 1920年(大正 9年)

設立 1953年 7月 (昭和28年)

従業員数 162名(男149名 女13名)

売上高 28億円(平成28年度実績)

事業内容:耕うん爪および爪軸の製造販売。根菜選別機・根菜洗浄機・野菜類袋詰め機などのアグリ機器の製造販売。農業用アタッチメントの製造販売。廃油・廃液再燃料化システムなど環境関連機器の製造販売。プール等の水処理プラントの製造販売

1920年(大正 9年) 高知市において小農具・一般金物および刃物の卸販売として久松金物店を創業。
1938年(昭和13年) 農用打刃物の生産を開始し、製造販売業として土佐農工具製作所を設立。
1947年(昭和22年) 太陽商事株式会社を設立。
1950年(昭和25年) 社名を太陽金物株式会社に改名。農林省指定の基に全国開拓農業協同組合連合会に納品を開始する。
1952年(昭和27年) なた爪を開発し実用新案実施権を得る。
1953年(昭和28年) 太陽鍛工株式会社を設立する。全国初の耕うん爪量産システムを確立し、ロータリ耕うん時代へ供給体制を整える。
1970年(昭和45年) 全農本所との取引き契約を締結し、系統ルートについては一社一元供給が確立。
1972年(昭和47年) 社名を株式会社太陽に改名。
1981年(昭和56年) 画期的な耕うん性能及び耐久性を誇る青い爪を開発し販売開始。
1986年(昭和61年) 太陽鍛工(株)新社屋・工場を5月に竣工し2工場・1倉庫・配送センターを一カ所に集約。
1987年(昭和62年) VAN(付加価値情報通信網)導入。コンピュータによる全国ネットワーク化を図る。
1988年(昭和63年) 爪の着脱を容易にしたワンタッチ機構を開発し販売開始。
1990年(平成 2年) 爪の使用限界が一目でわかり、長寿命のだんだん爪を開発し販売開始。
1992年(平成 4年) ワンタッチ爪開発技術に関する農業機械学会の「森技術賞」を受賞。
1993年(平成 5年) だんだん爪のシリーズ化としてフランジ用を開発し、販売開始。
1995年(平成 7年) 日本塑性加工学会技術開発賞受賞。
1996年(平成 8年) 「ワンタッチ着脱機構」に関する科学技術庁長官賞受賞。プールなど、水浄化システムの製造販売開始。
1997年(平成 9年) (株)太陽と太陽鍛工(株)2社合併新生太陽としてスタート。
2000年(平成12年) 野菜類袋詰め機の開発、販売開始。 ISO9001認証取得。
2001年(平成13年) アクアフュエル(新オイル燃料改質・燃焼装置)販売開始。
2003年(平成15年) 野菜類袋詰め機が第17回高知県地場産業大賞受賞。
2005年(平成17年) 管理用防根透水シート埋設機の開発、販売開始。
2007年(平成19年) 特許庁「知財で元気な企業2007」に選定される。
2007年(平成19年) 経済産業省「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社 2007年」に選定される。
2008年(平成20年) ECOボイラーが第7回高知エコ産業大賞を受賞。
2009年(平成21年) 中部営業所に自動ラック倉庫を増設。
2011年(平成23年) 本社隣地の土地・建物を購入し、東棟(環境事業部)として稼動開始。
2013年(平成25年) 本社工場に太陽光発電設備(出力300kW)を設置。
2013年(平成25年) 物流拠点を統合し、中部物流センターとして稼動開始。
2013年(平成25年) インドに現地法人TAIYO INDIA Pvt. Ltd.を設立。
2014年(平成26年) 桜爪を開発、販売開始。
2014年(平成26年) インド現地法人TAIYO INDIA Pvt. Ltd.の新工場開所、操業開始。
2016年(平成28年) 新しい青い爪を開発、販売開始。
2016年(平成28年) 野菜類袋詰め機が四国地方発明表彰で「日本弁理士会会長賞」を受賞

株式会社 太陽 :HPは、こちら

 

インド進出!

インドは、あと数年で世界一の人口になります。日本の8.7倍の国土に、13億1000万人が住んでいます。国連予想のインド人口は、2022年までに約14億人に達し、中国と同水準となり、さらに増加し上回ります。

 

2030年:インド 15.3億人、中国 14.2億人。

2050年:インド 17.1億人、中国 13.5億人。

インド工科大学は、マサチューセッツ工科大学を超え、大変優秀な人材が集まっています。民主的な選挙が必ずの法治国家、公用語はヒンディー語、準公用語は英語であり、日本とは親日国です。今後のインドは、日本企業のチャンスに満ちています。

 

株式会社太陽(非上場)

農業機器部品メーカーであり、トラクターや耕運機に取り付ける金属製の爪「耕うん爪」大手メーカー。

国内シェア:4割。

本社所在地:高知県。

日系農業機器メーカーとして、初めてインド進出を果たしました。現地工場を建設し、インドを拠点に、アジア、中東、欧州、アフリカ市場への販路拡大を目指している注目企業です。

1920年 高知市で、農具や刃物の卸売りから起業。全国トップシェアを占める耕うん爪を中心に、刃物類や野菜袋詰め機、野菜洗浄機などの製造販売を行っています。国内農業の衰退により、「耕うん爪」需要が減少傾向から、海外進出を決意したのがキッカケ。

 

2013年4月:インド現地の法人「太陽インディア」を設立。

2014年9月:デリー郊外ニムラナ工業団地(ラージャスターン州)製造開始。

その結果、中国:価格競争激化

タイ:市場縮小

インド:収穫少量

インド農地面積は、アメリカに次ぐ世界2位の広さだが、機械化が遅れているため生産性が低い。今後、農業機器市場の拡大余地は大きい。進出にあたり、鋼材仕入先「三井物産」に支援を受け、ジェトロのアレンジで企業訪問や農家訪問を行う。

 

インド 売上推移

2014年度:3000万円

2015年度:3億円(10倍)

2024年度:約20億円(目標)

1年で10倍にした太陽企業は、今後さらに需要を増やし、日本企業として素晴らしい業績を挙げることが期待出来ると言えます。

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