財務諸表


バフェット投資〔財務諸表〕

 

Contents

損益計算書の読み方

【1】利益そのものの数字より、「利益の源がどこにあるか」ということの方が重要である。

 

【2】会計はすべて売上高から始まる。しかし、この数字だけでビジネスを評価すべきではない。

 

【3】売上高に占める売上原価が低いのは良いことであり、高いのは悪いことである。

 

【4】永続的競争優位性を持つ企業は、高い粗利益率を示す傾向がある。

 

【5】営業経費を注視せよ。ビジネスの長期的経済性を破壊しかねない要因は、そこに潜んでいる。

 

【6】販売および一般管理費は、『一貫して』低いことが望ましい。

 

【7】多額の研究開発費を要する会社は、競争優位性に先天的欠陥を内包している。

 

【8】減価償却費はきわめて現実的なコストである。利益を計算するとき除外すべきではない。

 

【9】営業利益に占める支払利息の比率は、企業危機レベルを表わす。

 

【10】資産売却益といった経常外のできごとは、会社を判断する際、純利益から除外せよ。

 

【11】税引前利益の数字を使えば、さまざまな投資を同条件で比較できる。

 

【12】法人税は、真実の語り部である。

 

【13】まず第一に、純利益が右肩上がりかどうかを確かめよ。

 

【14】EPS(1株あたり利益)の長期的推移から、勝者と敗者を見分ける。

 

賃借対照表の読み方

【1】企業が何を持っているのか、何を借りているか。差し引けば、企業の正味価値が算出される。

 

【2】資産の部には、企業の富が並んでいる。

 

【3】流動資産のサイクルに注目せよ。現金はこうして生み出される。

 

【4】大不況という困難な時代がやってきたとき、現金は最大の武器となる。

 

【5】棚卸資産の急激な増減がある企業は、要注意。

 

【6】総売上高に占める売掛金の割合が、一貫して他社より低い企業は、競争優位性を持つ可能性が高い。

 

【7】前払費用は流動資産に分類される。

 

【8】流動比率で企業の優劣を見分けることはできない。

 

【9】変更の必要がない製品を一貫して生産し続けることは、一貫して収益をあげ続けることに等しい。

 

【10】どんな会社を買収しているのか。のれん代が増加している企業に注目。

 

【11】無形資産を評価してこそ超リッチの道がひらける。

 

【12】ありふれた会社でも、永続的競争優位性を持つ企業に投資していれば、いつしか秀でた存在となる。

 

【13】1年超のちに払い戻される税金は、その他長期性資産に分類される。

 

【14】あまりに高い総資産利益率は、競争優位性の脆弱(ぜいじゃく)さを表している場合がある。

 

【15】流動負債とは、一年以内に返済すべき現金

 

【16】買掛金、未払費用、その他流動負債の3つから企業の現状がわかる。

 

【17】長期借入金より短期借入金が多い銀行は、投資対象から除外せよ。

 

【18】長期借入金満期分と予想されるトラブル。

 

【19】優良なビジネスは、『流動性クッション』を必要としない。

 

【20】永続的競争優位性を持つ企業は、ほとんどの場合、長期借入金が少額もしくはゼロである。

 

【21】少数株主持分は負債に計上される。

 

【22】わたしたちが探し求めている企業は、自己株式調整済み負債比率が0.8以下。

 

【23】純資産は企業の正味の価値である。

 

【24】すぐれた企業は、優先株を発行しない傾向がある。

 

【25】内部留保の着実かつ長期的な増加は、永続的競争優位性を持つ企業の特徴の一つである。

 

【26】自己株式(金庫株)の存在は、企業が豊富なキャッシュを持っている証である。

 

【27】株主資本利益率(自己資本利益率)で経営者の手腕を測る。

 

【28】株主資本利益率が高ければ、やがて株価の上昇となって表われる。

 

【29】巨大なレバレッジを使って利益をつくり出している企業は、いつか化けの皮がはがれる。

 

キャッシュフロー計算書の読み方

【1】企業が創出するキャッシュフローの総量を追跡する。

 

【2】永続的競争優位性を持つ企業は、資本的支出が低くなる傾向にある。

 

【3】配当アップよりも自社株買いを続けている企業こそが株主を富ませる。