お金の知識

2.フィンテック「4つの原理」

通貨とは

実は、通貨というものは、すべて新しい技術とセットでした。石が通貨の時代は、丸くする技術が難しかった。金貨、銀貨、銅貨を、同サイズ、重量、形の大量製造技術も、為政者(中央政府)以外には、なかなか持ち得なかったことが、「信用」を生んできたのである。

 

 

貨幣

※ 世界最古の貨幣といわれるリディアのエレクトロン貨

 

ダレイオス金貨

 

ユリウス・カエサル金貨

 

 

紙幣

その後、紙幣に変わってから、偽札防止技術が進化し、価値を国家などが保証することで、決済のための交換媒体となった。

※ 世界初の紙幣中国・宋(960年 – 1127年)に発行された「交子」(こうし・じゃおす)

 

※ ヨーロッパ最古の紙幣 in スウェーデン

 

 

ブロックチェーン

次の仮想通貨は、「ブロックチェーン」新技術により、紙幣より便利で信頼できる通貨の、交換・決済が可能になった。たとえば、クレジットカードを使うと、3〜4%の手数料を取られるが、利用者に支払不能になる人がいるため、回収コストや不良債権になった時、コストが発生するからである。さらに、店舗の端末からNTTデータのCAFISなどのカード決済サービスと、全国銀行データ通信システムを経由の個人口座アクセスにも高い手数料が必要。だが、ブロックチェーンで、トランザクションの証明ができて、複製や偽造が不可能な仮想通貨なら、CAFISや全銀システムを通る必要がなく、スマホやPCからのパケット料金だけで済む。決済コストが著しく安くなる上、第三者ではなく個人個人が、自分で自分の信用を証明できる。

※CAFISとは? こちら

※全銀システムとは? こちら

 

 

4つの原理

①価値があるものは、すべて貨幣と置き換えて考える。②価値は時間の関数である。③スマホ中心の環境を使えば、ほぼ瞬時に全世界誰とでも取引可能。④以上3つの原理を実行するために、必要な「信用」を(サーバー空間で)提供するものが、国家や金融機関に代わる。

 

 

まとめ

ユビキタス社会では、国家や金融機関に頼ることなく「本人が信用を持ち歩けるようになる」とても画期的な発明である。奥深く難しいが、当たり前になる日は近い。昔なかった、Suicaのように。

 

 

金融用語・意味

硬貨とは、金属で鋳造された貨幣,すなわち鋳貨coinのことで,紙を素材とする広義の紙幣(狭義の紙幣である政府紙幣と銀行券)に対立する用語。本位貨幣(金貨)と補助貨幣が含まれるが,金本位制を離脱した現在,硬貨(鋳貨)といえば補助貨だけである。近代の日本では,鋳貨としての本位貨幣と補助貨幣の発行は,1897年の貨幣法によって定められたが,1938年に貨幣法とは別個に臨時通貨法が制定され,現在の補助貨幣の発行は同法に基づいている。(コトバンク参考)

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。