こんにちは
バフェット村長です
本日も7時間睡眠取りました。
いい感じです。
連休はお芋ちゃんと
投資リストの見直しと
企業分析表の改善を行いました。
約3年前位に
過去業績をベースに
米国株Appleの収益予測を
数式を入れて計算したのですが
予測よりも超えてました。
バフェット氏が
惚れ込むのも納得の
大変優秀企業です。
(半分程度の売却済み)
さて、本日の市場も
変わらず過熱してますね。
株式も不動産も
高騰し続けていますが、
現在の状況はバブルでしょうか。
なぜバブルはなぜ起こるのか
まず初めに、
現在の状況はバブルとは
いえないかもしれません
バブルとは、
実態の価値以上の評価が
生じている経済状態を指します
(評価=泡の部分)
投機目的で異常に上昇し続け
その結果、資産額が膨らみ、
大きな評価益が発生している
か゚のように見える状況です
現在の不動産価格は
実需不動産の売買状況が
活発な状況なだけであり
バブルではない様です
市場では、
生成AI(人工知能)ブームで
半導体関連銘柄が世界的に急騰し、
ITバブルを彷彿とさせていますが、
市場予想PERは20倍台程と
バブル水準ではありません
では、日本のバブル経済は
どんなものだったのでしょうか
■日本のバブル経済
・低金利政策の継続
・米国からの円高圧力
・プラザ合意による協調介入
・地価や株価の投機的高騰
・投資から投機へのシフト
上記要因が重なり、
1986年12月~1991年2月頃迄
不動産や株式の価格が実体経済の
成長を大きく上回る異常な高騰で
地価や株価が急上昇
1985年のプラザ合意による
急速な円高に伴うデフレ圧力と
金融緩和の長期化予想によって
名目金利が大きく低下し、
貨幣錯覚を通じて
土地や株への投資を刺激し
貿易摩擦解消のために
国内需要拡大を国際公約し
公共事業の拡大と減税策が
とられたことが原因
■直接的な崩壊要因
1989年 金融政策転換
(公定歩合が段階的に引き上げ)
1990年 総量規制の実施
(銀行不動産融資を実質的に制限)
バブル経済の崩壊は
日本銀行による政策が引き金であり
インフレを抑制し経済の過熱を冷ます
目的で段階的に金利を引き上げたが
政府・大蔵省の予想を遥かに超え
90年代後半以降のデフレ経済や
「失われた20年」の原因となった
崩壊により、
企業収益が低下し経営困難となり
消費低迷を招き、さらに悪化する
悪循環を引き起こし、
長期間のデフレスパイラルとなり
大きな爪痕を残す結果となりました
主に株式市場では
市場の状況は好調であり
経済成長も著しく
貯蓄率も高く
インフレ率も低く
金利が低くお金を借りやすい
このような状況の時には
企業業績も売り上げも
利益の成長ペースも力強い
そして、
投資家は自分の預金を
株式市場につぎ込む
他人が株で儲けていると
自分だけ取り残されまいと
どんどん投資につぎ込み
さらに株価は上昇し始める
優良企業も二流企業も
同じく好調が続く
経済のファンダメンタルズ
も良く良いニュースばかり
■ファンダメンタルズ
経済の基礎的な情報指標
経済成長率、物価上昇率
失業率などを含む
株式投資においては
銘柄の基礎的な情報を意味
ここまでは良いのだが
好調があれば不況もある
良いことは
良過ぎる結果を招き
過熱気味となる
警報する専門家が現れても
悪いニュースや意見は
無視される
どんな賢い投資家や
保守的な投資家でさえ
バブルに誘惑される
バブルは人間を無知にする
ことを忘れてはいけない
下記は、
主なバブル経済の要因です
■バブル経済の要因
・米国の圧力
・日銀の金融政策の失敗
・先進国における金融自由化
・円高不況の打開目的の公的歩合引き下げ
・低金利政策による不動産会社などの融資拡大
・株価や地価の上昇に対する投資家の期待膨張
・冷静な判断やリスク管理の低下
■バブル経済の要因(株式)
・好景気と株価上昇の企業や個人の利益増大
・市場参加者の株価上昇が永続する期待
・冷静な判断やリスク管理の低下、市場加熱
・銀行競走の不確証な貸出と土地の過大評価
この状況は
いつか必ず訪れます
実際にバブルの間は
判断が鈍くなるため、
通常よりも判断が困難です
バブル経済の最盛期には
「土地の価格は絶対に
下がらず上がり続ける」
という土地神話が広がり、
多くの人が土地を購入し
続けといわれています
バブル崩壊の影響は
株価や為替いとどまらず
経済全体に深刻な後遺症を残す
不動産も株式も人間も
過熱した分、冷却されます
人間は欲望と誘惑から
同じ過ちを繰り返す生き物であり
決して他人事ではありません
自分の身は、自分で守る
先人の知恵を生かし
自制心を強化して
資産形成していきましょう
では、また
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