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世界人口推移
企業は、モノ(商品)を売ることで、売上を上げていきます。モノ(商品)がたくさん売れれば、注目が集まり株価は高騰します。
人口ボーナス
さて、問題です。モノ(商品)が売れる消費行動は、何に左右されるでしょうか?答えは、人口です。「人口ボーナス」という言葉は、よくニュースなどで耳にします。戦後の日本でも、高度経済成長期の要因は、急速な人口増加でした。現在、日本は、少子高齢化の影響が大きく、経済は衰退すると予測されています。株式投資をする上で、世界人口を把握することが、最重要です。
世界人口予測
2015年 73億4947万人
2050年 97億2515万人
2100年 112億1332万人
※World Population Prospects:The 2015 Revision
各国人口推移
2016年
1位 中国 13億8232万人
2位 インド 13億2680万人
3位 アメリカ 3億2412万人
4位 インドネシア 2億6058万人
5位 ブラジル 2億957万人
6位 パキスタン 1億9283万人
7位 ナイジェリア 1億8699万人
8位 バングラデシュ 1億6291万人
9位 ロシア 1億4344万人
10位 メキシコ 1億2863万人
11位 日本 1億2632万人
2025年(8年後)
1位 インド 14億6163万人(約10%↑)
2位 中国 14億1487万人(約2%↑)
3位 アメリカ 3億4509万人(約6%↑)
4位 インドネシア 2億8451万人(約9%↑)
5位 ナイジェリア 2億3356万人(約25%↑)
6位 パキスタン 2億2718万人(約18%↑)
7位 ブラジル 2億2298万人(約6%↑)
8位 バングラデシュ 1億7906万人(約10%↑)
9位 メキシコ 1億4192万人(約10%↑)
10位 ロシア 1億4121万人(約2%↓)
(ランク外)日本 1億2284万人(約3%↓)
2050年(33年後)
1位 インド 17億533万人(約29%↑)
2位 中国 3億4806万人(約2%↓)
3位 ナイジェリア 3億9851万人(約61%↑)
4位 アメリカ 3億8887万人(約20%↑)
5位 インドネシア 3億2224万人(約24%↑)
6位 パキスタン 3億964万人(約61%↑)
7位 ブラジル 2億3827万人(約14%↑)
8位 バングラデシュ 2億221万人(約24%↑)
9位 エチオピア 1億8757万人
10位 フィリピン 1億5711万人
11位 メキシコ 1億6375万人(約27%↑)
12位 コンゴ民主共和国 1億5529万人
13位 タンザニア 1億2941万人
14位 エジプト 1億2179万人
15位 ロシア 1億2860万人(約10%↓)
16位 日本 1億741万人(約15%↓)
17位 ウガンダ 1億407万人
上図のように、2050年までに最大で23億8000万人増加し、この9カ国が半分以上を占めると予測されます。
2100年(83年後)
1位 インド 16億5979万人(約25%↑)
2位 中国 10億439万人(約27%↓)
3位 ナイジェリア 7億5225万人(約302%↑)
4位 アメリカ 4億5039万人(約39%↑)
5位 インドネシア 3億1365万人(約20%↑)
6位 タンザニア 3億7562万人
7位 パキスタン 3億6428万人(約89%↑)
8位 コンゴ民主共和国 2億6213万人
9位 エチオピア 2億4341万人
10位 ウガンダ 2億459万人
11位 ニジェール 2億378万人
12位 ブラジル 2億31万人(約4%↓)
13位 フィリピン 1億8770万人
14位 バングラデシュ 1億6954万人(約4%↑)
15位 ケニア 1億6042万人
16位 メキシコ 1億4840万人(約15%↑)
17位 エジプト 1億3519万人
18位 ザンビア 1億2430万人
19位 スーダン 1億1614万人
20位 モザンビーク 1億1201万人
21位 イラク 1億631万人
22位 マダガスカル 1億512万人
23位 ロシア 1億1745万人(約18%↓)
(ランク外)日本 8318万人(約34%↓)
グラフを読み解く
グラフの黄色部分から、アジア人口も多いように見えますが、
➡ 2015年 44億人
➡ 2100年 49億人と、それほど変わりません。
2050年53億人ピークを迎え、アジア人口は21世紀後半には、幻想局面を迎えます。驚くべきは、赤色部分のアフリカ人口推移です。
➡ 2015年 12億人
➡ 2050年 25億人
➡ 2100年 44億人
85年で32億人増加しています。世界人口の増加推移が39億人のため、人口増加分の約8割以上をアフリカが占めることになります。
まとめ
結論からすると、2100年までにアフリカが驚異的な人口ボーナスとなることです。その反面、日本人口は1億人を下回り、成長率や消費動向は確実に激減します。
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