VIX指数
「ボラティリティ・インデックス」の略称。(Volatility Index)
この図は、・恐怖指数(VIX)・アメリカ指標(S&P 500)を、比較したもの。2009年リーマンショックの株価下落局面では、VIX指数は「80」を超える水準まで上昇。VIX指数が「40」を超える局面では、市場全体に恐怖が充満し売られる傾向がある。本日(2017/02/14)は、VIX恐怖指数「11.07 」とかなり低水位。この数値だけで判断すると、株式に対して強気。株価と共に、チェックすることも大切。
この図は、恐怖指数(VIX)、アメリカ指標(DOW J)、日本指標(日経平均)、為替(ドル/円)を比較したもの。オレンジ線の箇所は、記憶に新しいリーマン・ショックです。ピンク線を予測することが大切です。
金融用語・意味
リーマン・ショック
2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)が経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界的金融危機が発生した事象を総括的によぶ。
2007年のサブプライム住宅ローン危機に端を発した、アメリカ合衆国の住宅バブル崩壊を切っ掛けとして、サブプライムローンやオークション・レート証券、そのほか多分野にわたる資産価格の暴落が起こっていた。
2007年からの住宅市場の大幅な悪化と伴に、危機的状態となっていたファニー・メイやフレディ・マックなどの連邦住宅抵当公庫へは、政府支援機関における買取単価上限額の引上げや、投資上限額の撤廃など様々な手を尽くしていたものの、サブプライム住宅ローンなどの延滞率は更に上昇し、住宅差押え件数も増加を続け、歯止めが効かないことを受け、2008年9月8日、アメリカ合衆国財務省が追加で約3兆ドルをつぎ込む救済政策が決定。「大き過ぎて潰せない」の最初の事例となる。
リーマン・ブラザーズも例外ではなく、多大な損失を抱えており、2008年9月15日(月曜日)に、リーマン・ブラザーズは連邦倒産法第11章の適用を連邦裁判所に申請するに至る。この申請により、同社が発行している社債や投信を保有している企業への影響、取引先への波及と連鎖などの恐れ、及びそれに対するアメリカ合衆国議会・アメリカ合衆国連邦政府の対策の遅れから、アメリカ合衆国の経済に対する不安が広がり、世界的な金融危機へと連鎖した。2008年10月3日には、アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュが、金融システムに7,000億ドルの金銭支援をするための法案(Troubled Asset Relief Program)に署名する。
日経平均株価も大暴落を起こし、9月12日(金曜日)の終値は12,214円だったが、10月28日には一時は6,000円台(6,994.90円)まで下落し、1982年(昭和57年)10月以来、26年ぶりの安値を記録した。
負債総額、約6000億ドル(約64兆円)という史上最大の倒産により世界連鎖的な金融危機を招いた。(Wikipedia参考)
ボラティリティとは、株価の値動きの度合い(株価変動率)のこと。株価が激しい値動きをすると、数値は高くなる傾向にあります。
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