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ブランド価値
昔から 「ブランド価値」 は、会計上の 「のれん代」 として、企業資産に計上されます。「のれん代]」は、会社の資産として、他の工場・設備などと同様に、毎年減価償却されてゼロになります。「ブランド価値」は、商品や企業が維持され歳月を重ねるほど高まるため、正確に評価されていないことが多い。
バフェット氏も実践
「のれん代」「ブランド価値(のれん価値)」上記、2点の差に注目し、綿密な企業調査をくり返し、正当な評価を受けていない企業(割安)を見つけ出して投資します。
・コカ・コーラ
・アメリカンエキスプレス
・ジレット
・ワシントンポストなど、
有名ブランド(企業)が、割安になる時期を待ち、集中的に投資。その企業が、将来も高い利益を生み出すと保証してくれると判断した場合だけ、バフェット氏は投資をします。「桃栗3年、ブランド100年」という言葉があるほど、ブランド力は重要です。
ブランド価値〔マクドナルド〕
①広告費用(費用対効果)減少
歴史あるブランドは、他企業よりも、より少ない広告費用で新商品を世界中に浸透することが可能。
②第一印象や先入観に左右されやすい
たとえば、ファーストフードの最大手であるマクドナルドのマーケティング対象は、年齢の低い子供に焦点を合わせています。そのため、おもちゃが多いのが特徴的。消費者は繰り返し食べることにより、「ハンバーガー = マクドナルド」と、強烈に印象付けられ、世界中にあるため、海外旅行先でも食べることが可能。そのため、マクドナルドの味を「おふくろの味効果」と表現されます。
ブランド価値〔アップル〕
急激にブランド価値を高めた企業として、「アップル」が代表的です。どの喫茶店でも、アップル製品(パソコン・iPhoneなど)を使用する人が大勢います。身近にあり、美味しいアップルですが、このロゴにも、実は秘密があります。
上記図案は、アップルロゴを作成する際に、用いられている設計図です。複数の丸い形を重ね合わし、形成されていることが分かります。簡単に作成出来るアップルですが、思いと手の込んだロゴである事実に、衝撃を受けました。
ブランド価値のロゴ
マクドナルドやアップルの他にも、スターバックスや、ナイキなど、たくさん存在します。そのロゴを付けるだけで、商品として価値が生まれるのです。ブランド価値の高い企業は、決算書の数字以上に、真の価値があり、投資対象として大いに魅力的です。歩きながら、各企業のロゴを確認してみることも、投資企業を探す上で、大変勉強になります。
金融用語・意味
ロゴマークとは、企業やブランドのイメージを印象づけるように、ロゴタイプやマークを組み合わせて図案化したもの。(コトバンク参考)
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