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財務諸表
『宝の隠し場所が書かれている』と、バフェット氏が言っております。バフェット氏は、企業が最良の投資先、長期的に最大の収益を挙げる、この2つの重要な大発見をしました。
①永続的な競争優位性を持つ企業を、どのように見分ければいいのか?
②永続的な競争優位性を持つ企業を、どのように評価すればいいのか?
この2つを実現する上で、「財務諸表」の活用方法が大切です。(財務諸表とは、貸借対照表と損益計算書に代表される、企業が企業活動に伴って変動する財務の状況を記録・計算・整理して明確になった経理内容、株主に報告するために作成されるさまざまな計算表を指す。企業が儲かっているのかどうか、どれだけの借金をしているのか、どれだけ資金を抱えているのかがわかる。貸借対照表は、決算期日時点の企業の資産と負債を対照表示している。損益計算書は、特定の会計期間での全収益と全費用を並べて、その期間の経営成績を明らかにする)
3つの種類
①損益計算書 (四半期・年度通年)
企業がどのくらい稼いだかが明確に分かる。利益、自己資本利益率、収益、この一貫性と方向性を見究める。(損益の流れ)(損益決算書とは、収益・費用・純利益を一覧表にして、会社の経営成績を表したもの。企業活動の時間的な区切りとして1年を1単位と考えた時、1単位期間(会計期間)当たりの会社の経営成績を表すもの。貸借対照表と並んで重要)
② 賃借対象表 (いつでも作成可能)
企業の預金額と、借金額が明確に分かる。預金から借金を引き、純資産額を計算できる。通年通して、どの時点でも作成可能。特定の日における預金、借金、純資産がわかる。(財産の残高)(賃借対照表とは、資産・負債・資本を一覧表にして、会社の財政状態を表すもの。決算時点など、ある一時点での企業の財務状態(資金の調達源泉と運用形態)を表すもの。損益計算書と並んで重要な財務諸表)
③キャッシュフロー計算書(四半期・年度通年)
企業が事業を行う上で、現金の出入りを追及できる。設備改良にいくら費やしたか?債権・株式をいくら売り出したか?いくら買い戻したか?など、キャッシュの増減などが分かる。(お金の流れ)(キャッシュフロー計算書とは、貸借対照表・損益計算書とともに財務諸表の中心をなすもので、企業の一定期間の資金の収支(キャッシュフロー)を記した計算書。内容は、営業活動、設備投資などの投資活動、借り入れや返済などの財務活動の3種に区分される。コトバンク参考)
長期的に利益を生み出す企業を探す上で、上記3つの財務諸表を解読する力を、身に付けることが必須です。今後の投資銘柄を選択する上で、永続的競争優位性の有無を判断し、バフェット氏が活用している指標について、財務諸表を分かりやすく説明して参ります。財務諸表を理解する上で、とても勉強になりますので、ぜひご覧ください。
☆財務諸表について☆
・損益計算書とは?
・貸借対照表とは?
・キャッシュフロー計算書とは?
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