情報

100年以上続く日本企業

こんにちは
バフェット村長です照れ

本日も7時間睡眠取れました。
いい感じに続いています。

終日デスクワークだと
いつも眠くなりますが、

睡眠効果が発揮され、
頭が冴えています。

継続は力なりですので、
意識して続けていきます。

お芋ちゃんが
たまたま見たSNSで

日本人アーティストの
ユウキタナカ氏による
「回転する泥」作品が

820万ドル(日本円12億円)で
落札されたとあったそうです。

芸術に疎い2人のため、
この作品の価値はわかりませんが、
価値ある活動は素晴らしいですね。

投資の観点からすると、
美術品には資産価値があり
購入時より売却額の上下はありますが、
売却した際に現金化できます。

アート作品も実物資産であることから、
金融資産に比べて価値が下がりにくく
投資リスクが比較的低いの特徴で、
希少性があれば値崩れは起きにくい。

むしろ、時が経つにつれて
資産価値が高まるケースもあり
コレクターで人気を博しています。

その反面、
保存状態に問題があると
経年劣化が進み価値が下がります。

そして、盗難リスクや偽物作品、
アーティスト人気が落ちると
値下がりする可能性もあります。

たまに「お宝鑑定団」を見ながら
お芋ちゃんと目利き対決しますが、
様々な作品とエピソードがあり
とてもおもしろいですね。

自分とお芋ちゃんは
あまり見る目がないため、
コレクターにはならないはずです笑

さて、不安定な相場が続き
今後どうなるかわからない中で
お芋ちゃんとよく話すのが

日本企業は100年以上も
どうやって乗り越えてきたか?
ということです。

『100年以上続く日本企業』

日本の100年以上続く企業は
世界の約40%を占めています。

100年以上ともなると
戦争・高度成長期・オイルショック
バブル崩壊・大災害・コロナウイルス
ロシアによるウクライナ侵攻など

様々な問題や困難を乗り越えて
生き残るために必死に戦った凄い企業です。

2023年データによると
周年(50~100年単位)を
迎える企業は、全国3万1,136社

■割合
50周年 2万8,476社
100周年 2,649社
200周年 9社
300周年 1社
400周年 1社

と、200周年以上は11社もあります。
(東京商工リサーチ 参考)

■多い業種
・建設業
・製造業
・卸売業
・小売業…など

特に食料品や飲料、たばこ、
飼料製造業、繊維工業、
木材・木製品製造業など

■主な理由
・衣食住に関連する企業であること
・生活に密着し需要が安定していること
・技術革新のスピードが緩やかなこと

などが業歴につながっている
のではないかと考えられます。

■スーパーゼネコン
・竹中工務店(創業1610年)
・清水建設(創業1804年)
・鹿島建設(創業1804年)
・大成建設(創業1873年)
・大林組(創業1892年)

最も多いのが建設業であり、
いずれも100年以上の企業であり
竹中工務店は414年(現在)企業。

100年以上の長寿企業の多くは
都心ではなく地方に多いのも特徴。

■長寿企業
1位 京都(5.2%)
2位 山形県(5.0%)
3位 新潟県(4.9%)
4位 福井県(4.5%)
(帝国バンク 参考)

京都は平安時代以降、
日本の中心地として栄えたことから
宗教施設や伝統工芸などの企業が多い。

山形県は寄港地として栄え、
新潟県は金物・繊維産業・地場産業、
福井県は漆器・和紙などの伝統工芸品。

今では、インバウンド効果により
日本人よりも外国人からの人気が高く
日本技術は素晴らしいと称されています。

■100年以上の企業特徴
・顧客を第一に考える正直な経営方針
・社員とその家族を大切に考える社風
・時代のニーズに乗り適応する能力
・顧客のニーズに応える理解力
・新時代にチャレンジする精神力
・市場動向に対応する柔軟性
・家督相続の風習と同族承継…など

長い歴史があるからこそ
知名度・信用度・信頼性・伝統などが
大きなメリットであり、長寿の理由です。

そして、もう1つの理由として
「他国による侵略・植民地化がなかった」
という事実があるのではないでしょうか。

そのおかげで企業拡大に専念でき、
家督相続の風習が企業継続を支えたのです。

■日本最古の企業
「金剛組」
創業580年
奈良県に本社を置く
日本最古の建築会社です。

古来からの伝統的な建築技術を守りつつ、
新しい技術やデザインを取り入れる
柔軟性と先見の明のある企業です。

■日本の主な100年企業
・ナベヤ(創業1560年)
・ヒガシマル(創業1580年)
・筑前屋(創業1723年)
・井村屋(創業1896年)
・宮田織物(創業1913年)
・キッコーマン(創業1917年)
・富士電機(1923年)

といっても、今後どうなるかわかりません。

100年企業の業績をみると
増収・横ばいは約18~27%であり、
減収は約55%と過半数が苦戦しています。

伝統産業の多くは市場縮小や職人減少、
後継者問題を抱えているのが現状であり、
人口減少=消費減少は確実です。

日本企業は今後新たな問題に直面し、
ある企業は繁栄し、ある企業は衰退します。

近年の急激な環境変化にやむなく
廃業する企業も出てくるはずです。

その中でも未来を見据えて
どのような取り組みをするかが
大きなわかれ道になります。

投資先を考える上でも
生活になくてはならない企業、
実体経済から離れない堅実な企業を
探すように心がけています。

自分も100年以上の長寿企業を学び
投資に役立ていきます。

では、また

スポンサードリンク

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。