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お堀ルール② 低コスト

こんにちは
バフェット村長です照れ

本日10時間睡眠取りました。
久しぶりの長時間です。

おかげで体も楽になり、
目が冴えています。

さて、
「ブランド力」に続き
次に大切な「お堀」は

お堀ルール② 低コスト

▪️コモディティ
商品や日用品などの
一般な商品を指す言葉

▪️コモディティ投資
・原油や天然ガス
・資源エネルギー
・トウモロコシ
・大豆などの農産物類
・金やプラチナなどの貴金属類

など国や地域を跨いで
商品取引所で取引される
国際商品先物取引を意味

他社との差別化ができない
低付加価値の事業を行っている
企業がコモディティ型企業。

顧客は「価格」を
最大の選択優先基準とし、
最も低価格を提示できる所の
多くが顧客獲得できるため、
低コスト企業だけが生き残る。

▪️代表的ビジネス
・航空会社
・穀物
・鉄鋼
・石炭
・天然ガス
・紙、パルプ
・自動車…など

実はコモディティ化した
保険や建築資材を扱う
会社に対する投資は、
ブランド消費財関連企業
に対する投資よりも多い。

ウォーレン・バフェット率いる
バークシャー・ハサウェイは
アメリカ国内外の70社以上の
保険会社に投資しており、
これがバークシャーの
エンジンの源なのです。

保険業は低コストの
持続的な操業可能企業であり、
戦略として継続的にコスト削減
できるところにあります。

保険会社は、事故が起こった時や
決められた時期に戻しすることの
約束と引き換えに、

顧客から保険料を徴収し、
その徴収したお金を有効に
投資することができる。
(フロートとよばれる)

この無利子のお金は
とても魅力的であり
誰もが競って参入するが、

この業界のほとんどは、
きっちりとした価格設定や
高コスト体質を維持できず、

あまりよいリターンが望めず
保険会社が徴収する保険料が
最終的に経費を下回ることで
有名であり保険引受損失に陥る。

▪️コモディティ型企業の特徴
・低い売上高利益率
・低い在庫回転率
・低いROE(株主資本利益率)
・低いブランド価値
・設備稼働率
・景気の影響を受ける利益水準
・多数の競争相手
・強い労働組合
・大幅な過剰生産能力…など

類似商品やサービスが同時提供され
市場価値が低下してしまうため、

商材間の違いがなく
他者との差別化が困難となり、
どの企業の商材を購入しても
顧客に大きなデメリットはない。

そのため、顧客の選ぶ基準が
価格中心となり価格競争が起こり
価格ベースの商品とサービスを
提供する企業が主流となり、

結果的に商品・サービスの
無個性化が進むことになる。

これではブランド力を重視して
投資するバフェット氏の
基本的な公式ルールを
逸脱しているが

事業のコスト構造を
しっかりと分析・管理すれば、
事業予測がしやすく投資できる。

他にも
電力会社や鉄道会の
ミッドアメリカHD社や
バーリントン・ノーザン・
サンタフェ社に出資しており、

この独占的な事業の特性、
スケールメリット、経営規律は
お堀のワニとピラニアなのであり
大きな利益を出すことができる。

コモディティ企業の中にも
上手に利益を出している
企業はあるため、

企業分析・調査を怠らず
投資先を見つけてましょう。

では、また

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