思考・教訓

バフェット 銘柄選定基準

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優良企業

バフェット氏がいう優良企業とは、「長期的に大きな儲けを約束してくれる」企業のこと。一時的に株価が下落し、売りに出された割安株を調査する際、事業運営が健全なのかを調べるだけで判断するのは、不十分です。「今後も高い収益をあげる能力を持続できるか」が、とても大事なことです。単に、底値で買うことが目的ではないのです。

 

コモディティ型か消費者独占型か

バフェット氏は、企業を大きく2つに分け、「消費者独占型」企業を探す天才です。

 

コモディティ型

「他企業との差別化の出来ないモノ・サービスの提供する企業」です。消費者は、安いものを求めるため、似たような商品・サービスで、激しい販売(低価格)競争をしています。

たとえば、

・自動車(トヨタが無くても、日産で買える)

・航空会社(航空時間が数時間なら、格安会社を選ぶ)

・穀物生産(こだわる人が少なく、安さ重視)

 

消費者独占型

「ブランド価値が高い企業」あるいは、「取扱商品が独占力を持つ企業」のことです。

たとえば、

・飲料品(世界中でコカ・コーラが飲める)

・ソフトウェア(世界中のパソコンにマイクロソフトがある)

・たばこ(たばこ屋のマールボロの存在感)

・ヒゲソリ(世界中でファンが多いジレット)

上記のようにバフェット氏は、世界中の市場を独占している企業を、有名になる前に見つけ投資し、長期保有する。不景気により選定した株が割安になる度、売却せず、再投資を繰り返した結果、世界一の億万長者となり、投資の神様、オマハの賢人と呼ばれ、世界中の投資家から羨望の眼で見られています。

 

ポイント

・成長前の市場を独占する企業選出

・消費者独占企業を数社選定

・四季報など情報収集強化

・将来の予測力強化

・具体的に企業研究

まず最初に、よく使うコンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店、ガソリンスタンド、書店、家電量販店などで、「必ず取り扱うブランド商品は?」「その商品がないと成り立たない商品は?」と、常に考えるようにアンテナを立てることが大切です。

 

バフェット氏の消費者独占型リスト

・飲料品:コカ・コーラ

・チューインガム:リグレー

・チョコレート:ハーシー

・ヒゲソリ:ジレット

・新聞:ワシントンポスト

・ソフトフェア:マイクロソフト

・ケチャップ:クラフト・ハインツ

・クレジットカード:アメックス

・スマートフォン:アップル

 

村長が注目する独占企業

・プラットフォーム:アップル

・電気自動車・自動運転:テスラモーター

・電池:パナソニック

・SNS:フェイスブック

・第3スペース:スターバックス

・ファッション:無印、ルイヴィトン

・トイレ:TOTO

・エンターテインメント:ディズニー…など。

まだ調査段階のため、研究に研究を積み重ねます。

 

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