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時代の寵児(ちょうじ)
流行の波に乗り、新しい理論や方法で大きな富と力を得る。しかし、ほとんどは短命に終わる。
フレッド・カー氏
バフェット氏のパートナーシップは、素晴らしい成績をあげていたが、フレッド・カー氏率いるファンドは、それを上回る好成績であった。急成長を遂げる未公開株に大量投資し、高リターンを求め、短期間で利益を得る。トレンドを乗り換える手法。バフェット氏とは対極的だが、「全米一のファンド・マネージャー」「新時代のヒーロー」と、カー氏はもてはやされた。
バフェット氏:名言
「時代遅れになるような原則は、原則じゃありません」
バフェット氏は、「新しいやり方が大きな利益を生み出すことができ、同時に私のこれまでのやり方の効力が失せ、大きな損失を出す可能性があるとしても、私はこれまでのやり方を変えるつもりはない」と、方法を変えず、その後、証明されました。90年代後半のITバブル時代寵児の多くも、流行に追随する投資は、長期では上手くいかない。
いつの時代も基本原則を堅持することの大切さを、バフェット氏は、教えてくれました。
金融用語・意味
時代の寵児とは、その時代の風潮に合った才能を発揮して成功し、人々にもてはやされる人。
トレンドとは、長期的に見られる一定方向への価格の動き。相場の傾向、趨勢。
リターンとは、リターンとは期待される収益。リスクとはその収益が実現されない可能性。一般に、最もリスクの低い投資対象は国債で、元本償還と利払いがほぼ確実な無リスク資産とされる。しかし、同時に期待リターンも最も低い。逆にリスクの高い投資では、失敗すれば全額を失うこともある。このように、リターンとリスクには正の相関関係があり、高いリターンを期待すれば、同時に高いリスクも許容しなければならない。高いリスクを許容することで、安全な資産に上乗せされる期待リターンをリスクプレミアムという。(コトバンク参照)
You don’t need to have extraordinary effort to achieve extraordinary results.
You just need to do the ordinary , everyday things exceptionally well.
並外れた結果を出すのに、並外れた努力は要らない。
ただ、日々普通のことを並外れて行うだけでよい。
普通のことを毎日続けることは難しい。毎日続ければ、並外れた結果を出すことができる。高い成果を上げるには、持続することこそが一番重要なのだ。
習慣が大事である。
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