思考・教訓

高ROE企業を選ぶ理由

高ROE企業

バフェット氏が選ぶ基準の1つとして、投資家の間では浸透しています。企業の株主資本(自己資本)= 総資産 - 総負債(ROEとは?【こちら】)

 

戸建購入の場合

たとえば、投資目的として、20万ドルの住宅を購入した場合

・15万ドル:銀行ローン

・5万ドル:自己資本(貯金)

購入した住宅から、1年で得る収入(純利益)は、

= 家賃 -(ローン + 維持管理費 + 税金)

= 年1万5,000ドル - 年1万ドル

= 年5,000ドル

➡ 5万ドルの自己資本に対して、年5000ドルの利益が得られ、ROE10%となります。(5000ドル ÷ 5万ドル = 10%)

 

企業に投資する場合

たとえば、次に、A社とB社という2つの会社を比較します。※A社とB社は、同じ経営者と仮定。

A社 B社
資 産 1,000万ドル 1,000万ドル
負 債 400万ドル 400万ドル
株主資本(資産-負債) 600万ドル 600万ドル
税引利益(純利益) 198万ドル 48万ドル
株主資本利益率(ROE) 33% 8%

 

A社のROE

= 198万ドル ÷ 600万ドル= 33%

B社のROE

= 600万ドル ÷ 48万ドル= 8%

 

投資すべきROE

・A社の利益は、B社の4倍以上

・A社の方が優れている

同じ金額を投資する場合、A社の方がB社より、4倍以上の利益が見込める。

 

買収する場合

A社を買った場合

・年198万ドルの利益配当を受け取る

・内部留保として経営陣に再投資 ➡ ROE(収益率) 33%

かなり魅力的な数字であり、経営陣に再投資し、さらに利益率上昇が見込めます。

 

B社を買った場合

・年48万ドルの利益配当を受け取る

・内部留保として経営陣に再投資 ➡ ROE(収益率)8%

A社よりも低く、かなり不安定のため、経営陣に任せることは出来ません。= A社に投資したいと思う(高ROE)以上のことから、バフェット氏が高ROE企業を好んで選び、投資することが理解できると思います。しかし、高ROEが投資家の資産を倍増につなげるためには、もっとたくさんの研究が必要です。継続は力なりです。コツコツ学んでいきましょう。

 

金融用語・意味

分配金再投資とは、分配金を現金で受け取らず、分配金を再び同じ投資信託に投資すること。再投資の結果、分配金の額と基準価額に応じて投資口数が増えるので複利効果が見込める。

 

複利効果とは、利息の計算方法の一つで、単利に対するもの。利息計算の場合、一定期間ごとに利息を元金に付加し、これを新たな元金として逐次算出する方法で、まれに重利とよぶこともある。利率が同じでも、期間が長くなるほど、複利による利息のほうが単利によるものよりも大きくなる。複利の計算式を示すと、元利合計=元金×(1+利率)期間である。(コトバンク参考)

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。