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計算方法
株式投資の鉄則は、「安く買って、高く売る」ことです。そのため、1円でも安く買いたい。そこで、役に立つ指標が「PER」です。「PER」とは、株価収益率のこと。※詳細は、こちら。
株価割安基準:PER = 10倍 ~ 15倍
・PERの計算式【PER = 株価 ÷ 1株あたり利益】
割安株価を求める計算式の必要項目は、「1株あたり利益」です。
・1株あたり利益の計算式【1株あたり利益 = 年間純利益 ÷ 発行株数】
四季報の「1株益(円)」に、記載されておりますので、ご活用ください。
例)パナソニック(6752)
パナソニックの1株益は、
・2016 . 3 83.4円
・2017 . 3(予想) 55.7円
・2018 . 3(予想) 56.4円
四季報(2017.2)記載の予想PERは、2017 . 3 (予想)55.7円を用いて計算。株価 1229.5円 ÷ 1株益 55.7 円 = 22.1倍
逆算方法
①四季報「1株益(円)数字
※「1株益(円)=100円とする。
②PER計算式に代入
割安株価を計算しやすいように式を変身。【株価 = PER × 1株あたり利益】
・PER = 10倍の場合(かなり割安)株価 = 10倍 × 100円 = 1000円
・PER = 15倍の場合(なかなか割安)株価 = 15倍 × 100円 = 1500円
この計算方法から、注目銘柄の理想的な株価は、1,000円 ~ 1,500円で購入となります。
注意点
四季報には、今年度、来年度(予想)の1株益(円)が記載されています。※予想。
・業績が良くなれば、1株益(円)上昇↑
・業績が悪くなれば、1株益(円)下落↓
どのような理由で、上昇したのか、下落したのかを、四季報 、企業サイト、IR情報から自分なりに読み解くとこが大切です。
金融用語・意味
IR情報とは、インベスター・リレーションズ(英語: Investor Relations, IR)とは、企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動をいう。日本では「投資家向け広報」とも日本語訳されているが、IRという頭字語も定着している。IRという言葉を最初に使ったのは、1953年に担当部署を発足させたゼネラル・エレクトリック(GE)といわれている。しかし、米国企業においてもIRが本格化したのは1990年代に入ってからである。日本企業のIRへの取り組みは、さらに遅れて1990年代後半から急速に活発化した。(Wikipedia参考)
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