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Apple株に投資する理由

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バフェット氏とApple

尊敬するバフェット氏は、株式投資をする前、必ず対象企業を調査し、本が1冊書けるくらい企業調査を行います。結婚相手を決める時は、相手の素性を知ることに似てると比喩し、企業選択を行う時も、その企業や銘柄と結婚する気持ちで投資することが大切だと、バフェット氏は話しております。そのことを念頭に、「Apple株を購入する理由」を自分なりに考えてみました。

 

①ファブレスメーカー

工場を持たないメーカーのこと。製品製造を台湾や韓国のメーカーに頼み、iPhoneやiPadなどの設計図のみを持つ企業。製造業で利益を上げるためには、「低価格・大量生産・安い労働力」を実現し、より効率的に利益を増加させる必要があります。もし実現出来ない場合、安さ戦争に巻き込まれ、徐々に減収 → 利益率低下 → 製造業低迷…大きなリスクとなり、業績悪化となる。そのため、製造工場を持たないことが、判断材料の1つになります。

 

②ブランド力

みなさまご存知の通り、Appleブランドはたくさんあります。デザイン性、シンプル且つ機能的で無駄がない。中古販売店でもiPhoneは、値段が落ちづらい。「次はどんな商品が販売されるのか?」と世界中のユーザーが期待している凄い企業です。

 

③プラットフォーム

iPhoneを使う上で、必須アイテムは「アプリ」です。スマホ市場には、「Appleの〔App Store〕」「Googleの「Android〕」大きく2社のプラットフォームしかない。アプリを充実させることで、iPhoneが使いやすくなり、自分スタイルのiPhoneに、カスタマイズできる。アプリ製作会社も、巨大Appleユーザーに向けて、アプリを量産し続ける。Appleが何もしなくても、アプリは今後も増え続ける。しかも、Appleパソコン以外でAppleアプリが作れない。凄いとしか言いようがない。重要なことは、自分スタイルにカスタマイズしたiPhoneユーザーは、必ずと言っていい程、次も「iPhone」を購入する。一度、Apple商品を購入すると、他の商品が欲しくなるサービスが準備されている。ジョブズ氏が、ipodを開発した時、Apple Worldがすでに加速している。

 

④ネットマネー決済

Apple Payで、iPhoneやApple Watchを使用し、Suicaを使えるようになりました。あらゆるクレジット会社も提携し、コンビニやデパート、ショップでは、決済方法が劇的な変化を遂げると予測。その市場を独占するのが、Appleなのか、Googleなのか、死闘を繰り広げています。

 

⑤市場の拡大

最大の魅力です。人がモノを調べるツールは、パソコンではなく、スマホに移行しています。下記表は、スマホシェアを示しています。AndroidとiOSの2つが独占。日本ではAppleユーザーが多く感じますが、世界的に見ると、実はAndroidが優勢です。

OS 2016年シェア 2020年(予想)シェア
Android 83.7% 85.1%
iOS 15.3% 14.5%
その他 1.0% 0.4%

参考資料:OS別世界スマートフォン出荷予測(IDC)

このシェアだけ見ると、「Appleは大丈夫なのか?」と思います。Android端末は、SONYやシャープ、サムスンなどの、海外メーカーなど複数企業が製造し、利益が分散しているのが現状。低価格から高価な商品まで、幅広い製品が存在。発展途上国など、低価格のAndroid端末が普及しています。

Googleは、GmailやGoogle Earth、YouTubeなどサービスをメインとする企業。商品よりもサービス・広告で、より収入を生む企業であり、Appleとは異なる土俵の企業です。今後、アフリカやアジア圏のさらなる経済発展が進み、所得倍増、中間層増加が見込まれます。1社15%の市場シェアを持つAppleは、ほぼ独占企業と見ても過言ではありません。以上が、購入する理由をまとめた情報です。さらに企業調査を進めます。

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