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海外の銀行
現在、海外銀行で日本に支店を持ち、一般消費者向けに取引を行うメジャーな銀行はありません。2015年11月シティバンクがSMBC信託銀行に買収。2014年3月小口取引世界預金残高1位HSBC銀行も、日本から完全撤退。世界的にメジャーと名高いドイツ銀行、スイス銀行、スタンダードチャードなども、存在しません。一方、1億円以上の純金融資産を持つ日本人は、約360万人(2012年クレディ・スイス調べ)。アメリカに次いで世界第2位です。銀行は、資産を預金してもらい、運用して利益を上げる機関です。しかし、この資産に対し、営業を行う海外銀行支店が全くないのが不思議です。世界の銀行が、ビジネス対象として、日本人の保有資産を見逃すわけはありません。この状況の背景には、日本国の思惑が見え隠れしています。実は、海外銀行を追い出すのは、日本国策の大きな戦略です。
理由
海外の銀行は、日本「国債」を購入しないためです。日本国の借金は1057兆円もあり、毎年40兆円ずつ増え続けているため、「国債」を購入する海外銀行はありません。日本の国債を購入しているのは、7割以上が日本銀行と保険会社です。国債が少しでも滞ると破綻すると、危機迫る中、国債に消極的な海外銀行に注目が集まることを警戒してのことです。
海外銀行のメリット
海外銀行は、普通預金で日本銀行よりも圧倒的に高い金利で運用します。資産形成を考えている人にとって、とても魅力的な存在です。さらに海外投資を推奨し、日本人の資産を海外へ流失させる事態は、日本国にとって大変困ります。そのため、必死に海外銀行を追い出しているのです。
海外投資
しかし投資家は、借金大国の日本投資では、資産は守れません。資産の半分ほどの割合は、海外投資をする決断が重要になります。とにかく忘れてはいけないのは、日本は借金で回らなくなるという現実です。
・各種増税
・消費税増税
・マイナンバー制度
など、国民を守るどころか、国民からお金を徴収することを念頭に置いた政策ばかりです。今後は特に、見て見ぬふりをしないこと、自分の資産を守ることが、とても大事になります。政府に期待し過ぎず、国民1人1人が変われば、国も変わります。
クレディ・スイス銀行
口座開設について、日本支店に電話してみました。
審査基準
・純金融資産10億円以上
・最低2億円預金
上記、審査基準です。目標の1つです。
金融用語・意味
国策とは、国の政策。特に、一般の政策に対して、国家の基本的方針の意で用いられる。(コトバンク参考)
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